初めまして - ケンジ先生 URL
2016/09/19 (Mon) 02:24:37
知人の結婚披露宴では、初対面の人と席が隣り合うことがある。そんなとき、まず「初めまして」と挨拶するのは常識だが、最近はこの「初めまして」だけで、あとは会釈しておしまいという人が少なくない。
しかし、「初めまして」は、もともと後の言葉が省略された言い方。その分、そこで言葉を切ると、ぶっきらぼうな印象をあたえることもある。とくに、目上の人に挨拶するときは、後に言葉を続けたほうがよい。
たとえば、「初めまして、山田と申します」と名乗ったり、「初めまして、山田と申します。新郎とは大学の同級生でございます」などと、新郎新婦との関係を話してもいい。
披露宴にかぎらず、「初めまして」だけで言葉を切ると、会話がとぎれてしまいやすい。後に言葉を続けると、会話がはずみやすくなる。